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もう枯らさない!観葉植物の育て方―押さえておきたいポイント5選―

グリーンのある暮らしって、なんだかホッとしますよね。植物があることで落ち着いた空間になりお部屋をおしゃれに演出してくれます。観葉植物をインテリアとしてお部屋に取り入れている方は多いのではないでしょうか?
でも、「買ってみたけどすぐ枯れた…」「水やりのタイミングがわからない」なんて声もよく耳にします。

この記事では、「もう枯らしたくない!」そんなあなたのために、観葉植物を元気に育てるための5つのポイントをご紹介します。初心者さんでも大丈夫!育て方のコツをわかりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

1. 観葉植物の魅力とは?

―緑があるだけで、こんなに変わる!―

観葉植物の一番の魅力は、「空間に癒しと潤いを与えてくれる」こと。たった一鉢のグリーンでも、お部屋の雰囲気が一気にナチュラルでおしゃれになります。さらに、植物には空気をきれいにする効果があるとも言われており、見た目だけじゃない実用性も◎。

最近では、リモートワークなどで自宅にいる時間が増えてきました。お部屋に緑があることでリラックス効果を実感する人も多く、まさに植物は現代人の味方!

でも、そんな魅力たっぷりの観葉植物も、間違った育て方をしてしまうとすぐに元気をなくしてしまいます。
次からは「枯らさないための5つのポイント」をしっかり押さえていきましょう!

2. ポイント①:置き場所が9割!

―光と風を制する者が観葉植物を制す!―

観葉植物の置き場所選びは、とにかく重要!
植物の多くは風通しのいい明るい日陰を好みます。

植物に最適な光環境

観葉植物として流通している多くの植物は熱帯や亜熱帯といった温暖な地域が原産地です。
熱帯植物といえば一見、強い日差しがぎらぎらと照り付けた場所で育っていそうなイメージですが、実は様々な植物が生い茂った鬱蒼とした環境下であることが多いです。
そういったところでは意外と太陽の光は直接は届きにくく、その光環境がちょうど室内の明るい場所に近くなります。
「日光が必要だから」といって直射日光がガンガン当たる窓辺や「今日は天気がいいから」と急に強い日差しが射すベランダに出してしまうと、葉焼けの原因になることもあるので注意が必要です。
室内の置き場所としてはカーテン越しの柔らかい光がベストです。

風通しも考慮する

風通しも重要なポイント。風がまったく通らないと、新鮮な空気がいきわたらず弱ってしまったり、湿気がこもってカビや根腐れの原因になることも。
リビングなど常に人が行きかう空間であれば自然と空気は循環しますが、狭い空間やコーナーなど風が回りにくい場所であれば窓を開けて換気したり、またサーキュレーターを設置するのも効果的です。

このようになるべく自然の環境に近づけてあげることが大事です。
理想は「明るくて、やさしい風が流れる場所」。お部屋の一角をちょっと工夫して、植物のための“特等席”をつくってみましょう。

一定の環境下で

置き場所はあまりころころと変えないことも重要です。
植物はその場所の光環境に合わせて順化していきます。適切な場所であれば購入して2週間~1か月もするとなじんでくるでしょう。
せっかくその場所の光環境になじんだところなのに、ころころ場所を変えてしまうと葉焼けや葉を落としてしまったりすることがあります。

問題なく元気よく育っているようであれば、その場所でキープが鉄則です。

3. ポイント②:水やりは“愛情”じゃなく“タイミング”が命

―「つい毎日あげたくなる」あなたへ―

「植物=水をあげなきゃ!」と、毎日ジャブジャブ水をやっていませんか?
実はこれ、一番ありがちなNG行動。
常に湿った状態が続くと「根腐れ」を起こしてしまいます。

恐怖!!観葉植物の大敵「根腐れ」

根腐れとは、その名の通り根が腐ること。
根は水と栄養分を吸収するための重要な部分。そこが腐ってしまうとたちまち弱ってしまい枯れてしまうリスクが非常に高くなります。
根腐れで枯れてしまったことがトラウマで育てることに苦手意識を持っている方は結構多いのではないでしょうか?
それくらい根腐れは枯れる原因の多くを占めています。

ではなぜ根腐れが起きてしまうのか?
それは水の与えすぎによります。常に湿った状態が続くと根に新鮮な空気がいきわたらず酸欠状態になってしまい、呼吸できなくなり結果根が腐ってしまいます。
植物は光と水で育ちますが、乾いた時期も必要だということを理解すると次の水やりのタイミングもつかみやすいと思います。

水やりは土が乾ききるまでは我慢。
指でちゃんと乾いているかを確認することが大事です。

ただ、根腐れを恐れるあまり土表面だけをちょろちょろとやっても意味がありません。
植物が水を吸うのは根の先端部分なので、お水を与えるときは鉢底から水が出るまでたっぷりと与えてください。

「しっかり我慢してやるときはたっぷりと」
メリハリをつけて与えるのがポイントです。

※受け皿にたまった水は必ず捨てましょう!

4. ポイント③:水はけの良い土と鉢を選ぶ

水はけの良さは根腐れしにくい環境に直結します。
まずは排水性のいい土であること、様々な用土が売られていますが観葉植物用の土であれば問題ありません。
そして入れ物である鉢も重要になってきます。

意外な盲点「鉢選び」―見た目だけで選んではダメ!―

鉢によって水はけのよさも変わってきます。
底穴が大きいものや側面に縦に穴が開いているスリット鉢が水はけがよくおすすめです。
逆に底面が真っ平らで地面との接地面に隙間ができないものや縦長で植物に対して深すぎる鉢は水の抜けが非常に悪いので気を付けましょう。
見た目でどうしてもそのような鉢を選んだ場合はしっかり乾くまで水を与えないようにしてください。
鉢カバーも二重構造になり通気性が悪くなるので注意が必要です。

いろいろある中で迷ったら、KIKKAen菊花園スタッフに「○○(植物名)を育てたいんです」と相談してみてください。植物にぴったりの鉢と土を提案しますよ♪

5. ポイント④:日々のチェック―葉の変化を見る―

―植物は「しゃべらないけど、教えてくれる」―

植物は話さない。でも、変化で伝えてくれます。それは葉に現れることが多いです。葉の色、形、元気さ…いつもと違うな?と感じたら、それは植物からのサインかもしれません。

例えば、葉が下を向いてきたら水が足りないサイン。葉が黄色くなってきたら水のあげすぎや栄養不足、根詰まりが考えられます。また、葉に斑点が出た場合は病気や害虫の可能性も。

毎日数秒でいいから、葉っぱをチェックする習慣をつけましょう。それだけで、枯れるリスクはぐんと下がります!

6. ポイント⑤:困ったらKIKKAen菊花園に相談!

―KIKKAen菊花園におまかせを―

「この植物、元気ないけどどうしたらいい?」「おすすめの観葉植物って?」
そんなときは、KIKKAen菊花園にお気軽にご相談を!

当店では、初心者さんにぴったりの育てやすい品種をセレクトし、お客様のお部屋の環境やライフスタイルに合わせたご提案をしています。もちろん、水やり・植え替え・剪定のアドバイスもいつでもウェルカム!

さらに、これから夏の時期にあわせて観葉植物がお得に買えちゃうフェアも開催予定!
SNSでもイベント情報を随時アップしていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
→ Instagram @kikkaen_hanaya

最後に

観葉植物を枯らさないためのコツは、「ちょっとの知識」と「ちょっとの習慣」。難しそうに見えて、実はとてもシンプルなんです。
今回の内容をまとめるとこんな感じ。

・置き場所:風通しと適度に明るいところ
・水やり:しっかり乾くまでガマン、やるときは下から出るまでたっぷり。メリハリを!
・水はけのいい土と鉢をチョイス
・葉の様子を日々チェック
・困ったらKIKKAen菊花園へGO!

今回は、観葉植物全般に共通する育て方のコツをご紹介しました。
植物の種類によっては多少異なる部分もありますが、今回のポイントを押さえておけば元気よく育ってくれることでしょう。
このブログが、あなたとグリーンの暮らしの第一歩になりますように。

「次はどんな植物を育てよう?」そんな気持ちが芽生えたら、ぜひKIKKAen菊花園に遊びにきてくださいね。きっと、ぴったりの一鉢に出会えるはずです🌿